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雇用者側の心理

就職するということは、いつかどこかの会社があなたを採用するということになります。採用する会社がなければ、就職するということは成り立たなくなります。そして採用側があなたを採用するのは、採用側にも理由があります。そのため、採用側が採用する理由が分かって、その理由に合う人材になれば、会社はあなたを採用したくなります。もしその時点でスキルが低かったとしても、これから徹底的な社員研修で伸びる人材だと雇用者側が感じれば採用されることになります。そうなれば、就職活動としては大成功です。逆に言えば、就職活動を失敗している人は、採用者側の理由にあっていないので、断られるということになります。

つまり、就職活動成功のポイントは、入社試験で受ける会社が何を望んでいるかを読めばいいということになります。「賞与は○○以上欲しい」「年次有給休暇は○○日以上」「社員研修の実施」といった具合に個人の希望だけを思案するのではなく、採用する側の事情を改めて考えてみましょう。

1、採用する理由、事情

会社が人を採用するのは、その会社には何らかの課題があるので、それを克服するためと考えていいでしょう。これはどんな事情があれ変わらない事実だと思います。そして、もう1つは、会社が人を採用する場合には経費、つまり人件費がかかるということも、変わらない事実です。

例えば、年収700万円の希望している人がいたとします。業種にもよりますが、会社がその人に700万円もの給与を払うために必要な経費は単純計算でも、諸経費も含めて1,000万円ほど必要になるそうです。そして、もちろん年間1,000万円の支出をまかなうには、業種などにもよりますが、売り上げ派ベースで最低でも年間約3,000万円は必要だと考えられます。これは月額に直すと約250万円〜300万円となります。

もちろん業態によって上記の数値は変わってきますが、大体このくらいが目安と考えてよいと思います。また、それより多い額を希望すれば、さらに売り上げを増やさなければなりません。つまり、あなたが、年収700万円を期待するとしたら、あなたを採用することで、月額で約250万円〜300万円、年間で約3000万円の売り上げ増進効果があることを、人事部の採用担当者に確信してもらう必要があるということになります。

営業職でしたら、売り上げ数字は比較的ハッキリしているので分かりやすいのですが、総務、経理などのような管理部門や管理職、また技術系などの売り上げ効果が図りにくい職種に就いている方でも、基本的には会社側に月額で約250万円〜300万円、年間で約3000万円の売り上げに相当する価値や高価を認めてもらう必要があるということになります。
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2、就職活動とは

こうして考えると就職活動は「自分」という商品(労働力)を、約1,000万円で売り込むセールス活動と見ていいでしょう。つまり、そして履歴書は「自分」という商品の説明書であると同時に、調書を書いた紙でもあるということになります。さらに、資格などを取っていれば、この「商品」はこういうこともでき増すというアピールになるわけです。よくTVCMで「○○賞グランプリ受賞」とか「売り上げ第1位」などと同じことです。

自分を売り込むための、会社が採用したくなるような所をアピールできればいいのです。社員研修の有る・無しでは能力に差が出ます。会社に認めて貰うために社員研修で能力を磨き、業務の遂行能力を向上させれば、就職後でも十分なアピールとなります。社員研修を実施していないところなら、面接の時点でこれでもかというくらい自分の長所をアピールして「私なら○○○ができます」「御社にとって利益となります!」という意気込みを見せましょう。

2014/11/12 更新